2011年12月11日

堂場瞬一「破弾」

引き続き、堂場さんの「鳴沢了シリーズ」
当分これ、続きます。
なんせ10冊(ひとつは上下あるので、実質11冊)あるのでね。

で、①の雪虫で新潟県警を辞めた主人公、結局啓示を辞めることができず、
今度は警視庁で働いてます。
でも過去の心の傷を癒せたわけではなく、心にモヤモヤをずっと抱えたままなのよね。
そして、同じ署には、ある理由で孤立している女刑事がいて、
その刑事とコンビを組んで事件を追っていく。
最初は押しつけられた「くだらない事件」だったんだけど、
それがだんだん大きな事件の様相になっていく。
それと同時に2人の刑事の内面にも変化が出てきて…


という物語。
今んとこ、このシリーズは2冊しか読んでないねんけど、
事件を追っていくハラハラドキドキも楽しいし
事件についての推理欲も満たされるんだけど、
それだけでなく「人間を描く」って感じがいいね。
でも毎回、最後が切ないんですけどー!(;;)


nagominoriko at 16:10│Comments(0)TrackBack(0)読書感想 

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和乃 璃瑚

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