2010年11月26日
「ある閉ざされた雪の山荘で」
また東野圭吾さんの作品です。
これはね~、おもしろいんだけど、ちょいとややこいよ。
ある劇団に所属する数人の男女が、オーディションの一環として演出家の指示で山荘に集まるんやけど、
そこで台本のない芝居が始まるというシチュエーションやったわけ。
そのシチュエーションとは、雪で閉ざされた山荘で、外との連絡も取れない状態で、
ひとり、またひとりと殺されていくって話。
で、そこに集まった劇団員は、そのシチュエーションに則って、行動していかないといけない。
でも途中から、もしかしてこれは芝居ではなく現実!?って思わされるようなことも起きたり、
お互いに疑心暗鬼になったりして、みんな混乱してくるのよ。
果たしてこれは、本当にオーディションなのか、それとも現実なのか……
って感じの話やねんけどね。
シチュエーションもややこい上に、
語り手がちょこちょこ変わるのもややこい。(^^;
けどグイグイ引きつけられる感じでおもしろかったわ。
ついに買いだめの最後の本に突入。
また買いだめしとかないとー